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マボロシの男たち(エロ風味) ブログトップ
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僕は疲れて欲情する [マボロシの男たち(エロ風味)]

「どこへいくの?」と彼が尋ねた。

私は「そこにいくだけ」と告げた。物憂そうに眉を動かした彼がなにかをいう前にドアを開けた。ここには戻らないわけだし。

外はもう明るい。日差しの強さが今日の天気をあらわしている。うんざりするほど、と私は口に出した。「きっと」

すれ違う人々はどこか朗らかな顔をしていて、行楽シーズンという言葉を思い出した。もみじがきれいだよ、と彼が言っていたのも同時に。彼ってどれ? 少し笑った。コンビニは普段よりがらんとしていて、店員が定まらない視線を投げている。とりあえずペットのお茶を買って、レジに置く。数秒遅れてリアクション。私も君も同じ気分。

気の抜けた声に追い出されれば、ますます日は勢いを増している。長く追いすがるように伸びてきて、それがまた私を射るのだ。彼の味を思い出してーーそれはあの彼だけれども、でもあの彼ってその彼で、だからこの彼とは別な彼ーー舌をだした。ピンク色のざらりとした舌が大気に触れ、冷たさがしみいる。またこの舌を使い、あれの上を這いずることはあるのだろうか。それってつまりこれでしょと私はもう一度コンビニにもどってソフトクリームを買う。生暖かい舌を冷やすにはいまはこれしかないのだから。


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彼はじめじめそしていつも疲れているの [マボロシの男たち(エロ風味)]

仕事スタートを間近に控えておきながら風邪をひいてしまった。

原因はわかりすぎるほどで、つまり遊び過ぎて呑みすぎた。とはいってもちゃんと呑む人からみれば「ケッ」というべき量では有るけれども。まあいろいろ人生は有るわけで、そういうとき寄り添ってくれるオトコノコがいるというのは実際ありがたいものです。介抱してやるから安心しろなんていわれるとねえ。うっかりよかかってしまいたくなるってもんです。閑話休題。

だが、こういうオトコノコばかりではなく、最低な輩ってのはどこにでもいるものでして。

中でも一番たちが悪いのは空気が読めないある男で、以前一緒に出かけた際、最低最悪の誘い方(女一人まともに口説けないようじゃ、ねえ。セックスしてもタカが知れてる)をしてきた上に、なんで僕たちは間違いを犯さなかったのか!?と妙ちきりんな詰問をしてきたりした。そんな、あんたがキモいからに決まっているでしょうが、とはいえませんので(あまりにキモいからそいつにナニがついていることすら想像できないほどだ。私の中では彼の性別は女性である)、私はひたすら寝たふりをしていたわけでした。いまでもたまに会う機会が有ると、私は彼との間には壁(つまり殿方ってことだけど)を置き、直接話をしなくてもすむようにしている。

で、またコイツが空気読めないから、それでもしつこくいろいろいってきたりするんだな。嗚呼私の好きなあの子には全然近寄れないのに、何でコイツが、とも思ったりするが、エテシテ運命なんてそんなもんなんだな。『素敵な彼』ことフィリップ・シーモア(仮称)は風邪とは長いお友達となっていて、肌のにおいをかげる距離にはよれないし。男女の凹凸ががっちり噛み合うように、空気感も噛み合えばいいのにね。


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男性体の神秘について二三(差別的あるいは断定的独善的に) [マボロシの男たち(エロ風味)]

私の周りにいる男、あるいは私を(私の文章含む)おもしろいと思う男には、インテリ、もしくはそれに近い輩が多い。

ネット上だけではなく、実際会ったりしていろいろと胸襟だの股間だのなんだのを開きまくって滴らせてみると、意外にどこそこの研究員、講師、といった人や、クリエイティブなんだけど感性よりは理性で構築しているようなタイプ、そういう場合が多い。私自身がパーなので、いいんだろうかとも思ったりするんだけれども。無知無能だけど無毛では最近有りません。閑話休題。

その代わり無縁なのが脳みそ筋肉体育会系DQNな方々で、どうも圧倒的に薄い。気軽にメッセージだのメールだの送ってきてはくれるのだが、その後が続かない。何度もいいますけど、エッチ目的っていってもねえ。セックス嫌いの冷感症(でもエロ文書くのは大好き)な私ですのでご期待に添うこともできねえですし。股関節は柔らかいけど股は硬くしまっているんですみません。

私の文章を読んだりあるいは経歴経緯人物像を知ってなおかつセックスしたいと思う人には二種類いると思う。ひとつは怖いモノ見たさ。こんな文章を書くやつはどんなことをするんだろう、こんな経験をした女はどんなにすごいんだろう。私は、別にやってきたことは一般的ではないかもしれないが(この間ショックだったのが、ハニー1号や彼と話していて、私の方が圧倒的に経験数が多かったことだった。いや彼らはワンナイトスタンドをカウントしてないだけだと脳内変換しておいた)現在選択してる性行為はごくごく平凡なモノである。ただ、すべてを記憶しているだけのことで。後日それを何か別な形へ昇華するだけの話であって。

もう一つは(こちらの場合が最近ほとんどだが)ナニも考えてないというケースだ。エロ文を書いている、猥褻な話をしている、おまんこって連発しているから「やらせるだろう」というなんともお気楽極楽短絡的な惑星直列なわけだが、この思考回路はかなり面白いなと思う。面白いというか、生きていくのは楽なんだろうな、という感に近いが。北方謙三センセイではありませぬが、まあとりあえずソープにいけよ、とだけいっておく。

そんな話を彼にすると、「やあでもそういう人って野獣っぽくてよくない?」と気軽なモノだ。うーんでもそればっかりでも飽きるし、というとそりゃそうだ、とうなずく。エロだけだと一年ぐらいで飽きるよね、という話で落ち着くが、ちょっとまて君も相当経験有るねと思ったり思わなかったりして。


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愛したいの愛せないの [マボロシの男たち(エロ風味)]

愛情は難しい。

身体の中にはすでにある人がいるが、それでもあえて私なぞを選んでくれる人もいる。そんな奇特な人が突然何人か現れると激しく動揺する。特にその中に、既婚者がいるとなると。

私自身、過去を振り返ってロクでもないことばかりやってきたのだが、それでも不倫だけはしたことがない。神様に対して唯一誇れることなのだ。そういう私でも、猛攻を受ければ、一瞬足元を見てしまったりする。そしてそんな自分を嫌悪する。とにかく私は不倫を憎む。絶対の禁忌として自身に強いている。その理由といえば。

私が初めて尊敬したある人を、不倫で失ったからだ。

私は高校生になってまもなく不登校になった。原因はさまざまあるが、一番の理由としては、延々登り続ける階段をまともに目にした、ということがいえる。高校で終わりではなく、人生の巨大な長さを想像し、一気に落胆し、厭世気分へと突入した。勉強もせず本ばかり読んでいた私を、担任はそんなこともあるさ、と見逃してくれたが、数学を担当していた教師は目の敵にした。私の出席率を例題にして授業を行ったりして。私の通っていた高校はいわゆる「一流になりたい二流校」だったので、みなお育ちよろしく、そういうときは硬い時間を無言で過ごすばかりだった。そんな時期を救ってくれたのが、「おねえさん」だった。

「おねえさん」は私のいとこのお嫁さんで、当時30過ぎくらいだった。理知的で、冷静な人だった。彼女は私に吉屋信子やコレット、山田詠美を教えてくれ、多角的に物事を見ることの大事さを教えてくれた。私たちは昼間の長い時間を一緒に過ごした。たいていは彼女の話をうなずきながら聞くばかりだったけれども。

「おねえさん」に異変が起きたのは、私の学年が変わるか変わらないかくらいだった。

なにを話しても上の空で、ぼんやりしている。私が帰ろうとすると執拗に引き留め、夕食をともにするようになっていた。いとこが帰っている様子がないのも気になった。やがて母から、いとこがどうやら余所に女を作ったらしいことを聞かされた。同時期ぐらいに、彼女から愚痴を聞くようになっていった。自分の未熟さがあれほど口惜しかったのは後にも先にもあのとき以外にはない。彼女の苦悩が理解できるほど、私にはまだ恋愛経験も誰かを愛し共に生活した経験もなかった。彼女は痛々しくやせ細り、やがて私の家に同居するようになっていった。祖母が亡くなったとき、いとこは葬式にも参列せずに相手の女と旅行をするという愚挙に出、彼女はますます居場所が無くなった。そういうとき、身勝手な叔母はいつだって従兄弟の味方だった。

葬儀が終わり、寺からの帰り道、私たちは寄り添って歩いた。「ねえ、私ね」と足元を見ながら彼女が言った言葉を私は今でも忘れない。「私ね、彼が頭を下げて戻ってきたら、それで全部許しちゃうのよ」しめっぽさのない彼女の声が、私の身体を切り刻むように降り落ちる。私はただうなずいて、行かないでほしいとそればかり願っていた。

私が進級した頃(ほとんどの科目が追試という例を見ない有様だったが、すべてトップで通過しなんとか次の学年へ進めたのだ)、いとこたちの離婚は成立した。彼女は家を去った。以来、彼女はどうしているだろう。

私は彼女と同じ思いを誰かに味わわせることなど、到底できない。暗い目をして「彼がここにきている?」と痩けた頬を向けたあの姿が目に浮かぶ。愛したいが愛せない理由は、ここにある。


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俺と恋愛よしなしごと [マボロシの男たち(エロ風味)]

恋愛は面倒くさい。

自分の恋愛体質ほど嫌なものはない。対象者が生じると、そこへ没入し「身も世もなくおまへのことをおもつているよ」状態にあっけなく転落する。阿呆だ。指摘されるまでもなく阿呆である。一番嫌なのはこの「自分で自分がコントロールできない状態」であって、こういうのは本当にむかむかする。自分が自分でないような気持ちを味わって涙に暮れるほどナルシストではないのだ。ひたすらうっとうしい。だいいちもうこんな感情を味わわされることもなかろうと思っていたのにねえ。そのうちあまりに面倒なので相手のことを憎むようになるか別れるか嫌いになるようにし向け始める。嫌われ別れるなんて最高。嫌われて成就しないのは腹立たしいのだが(自分勝手としか言いようがないな。なんだこの最低な言い回しは)。

そうだ。腹立たしくてしょうがない。ほかのことを考えてぼんやりする時間を奪われ、すでに2ちゃんねるってどんなテレビよってレベルにすらなっていて、一日の大半、正直に告白するのなら一日中そればかり考えている。思うのは相手の些細な仕草や言動、あるいは体温なんかについて。つまらねえ話だ。

こうなってくると落ち着くために(あまり言いたくはないが)ほかの男と寝る。そうすると、ああ男なんてみんな一緒だなと安堵し、執着する気持ちが失せる。携帯をチェックして幾星霜という心境からかなり遠ざかることができた。いままでは。

しかしねえアータ、もうそんなことをする年ではないのですよ。そういうリビドーの発露にうっとりナルシズムなんていうのは少なくとも20代前半で終わらせるべきで、30過ぎの腐れまんこがやってどうする、といえる。揺れ動きぐらい冷静かつ直裁に見つめられてこそ30女の面目躍如ですよ、というやつです。

そういうわけで文章戦線に復帰するか、あるいは運動へひたすら没頭するかいずれかの方法のうち、毎日映画とトレーニングと読書の明け暮れを選択してみた。そのうちこんな鬱陶しい感情も消えることだろう。若くねえんだしね。しかしどぎゃんしたらよかと。嫌われてえなあ。でもねえ。


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男の年齢、女のまんこ(ラララ) [マボロシの男たち(エロ風味)]

生まれてこの方、同じ年のオトコと付き合ったことは、ない。

男女の付き合いというものが(肉体関係があるにしろなんにしろ)異なる文化の衝突という側面がある以上、ケースは多種多様が望ましい。そういうわけで、自分と同じ文化圏に属していた同じ年代なんて、結局どういうものが好きかなんて自明の理だったりするので、ハナから対象外だった。「アレってさあのとき」「ああそうそう」などという会話になんの魅力も感じない私としては至極当然といえば当然ではあるが。同じレベルでぐだぐだいっててもしょうがねえじゃねえか、というやつです。

そんなわけで私は16歳で初めて肉欲を伴った男女の付き合いというものを経験して以来、年上だったり年下だったり、なるべく違う人々と肌を接するようにしてきた。16歳のときは31歳、19歳のときは21歳、24歳のときは16歳以上離れた年の男とひとつしたの男と。切れ目なく連綿と続く中で、まあそれなりに修羅場場数手数経験値を積んでいったわけだが、最近、なぜか身の回りに同じ年の男友達が増え、そして同じ年の男と親密な会話をするようになってくると、これはこれで悪くない、と思えるようになってきた。

同時代的なものを振り返る余裕が出てきたのだろうか。ある程度の年齢を経ると、「あのとき」と「いまここ」を比べるようになってくる。そうなると「ああ俺はね、そのとき…」と同じ学生でも授業をフケて聞いた湾岸戦争開始のニュースと、先生と会話しながらそれについて知った場合とその差異を面白く思える。スタート地点が同じだったのに、なぜいまここにいるのかということの考察もまた楽しいし。

そういうことでありますので、最近は同じ年に興味津々。お友達になりたいという奇特な方がおられましたらよろしくお願いいたします。同じ年ってオメエいくつだよって話ですがそこはそれ、企業秘密でございます。


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19回目の神経衰弱(そこにいるのは万華鏡の瞳のアナタ) [マボロシの男たち(エロ風味)]

横に鈍く裂いた目の、端を鋭くさせると彼は「僕はキミがすきだ」と唐突に告げた。真摯と不安と含羞と韜晦が入り混じった、そのすべてであり、どれとも違う――決意と決別の悲しみが微かにうかがえる表情で、真正面から私を見つめていた。畳み掛けるように小さく「かわいいと思うし」と続けたりして。どちらにしろ、女ですもの、そんなカオをされたら、万事快調と答えざるを得ない。私は呆然としながら、陶然とは遠い位置で彼を見ていた。熱気は、伝染する。地下の暗いバーの中には諦観と感傷と希望なき明日への期待が渦を巻き、誰かを引きずり込もうとしていた。私が選ばれたのかもしれない。もう一度、切れ上がる目の端を見つめた。黒目がちで、それがときおり動物的にひかる。私には打つ手がなかった。既にチェックメイト済みだったので。

私も彼も、深遠を覗くように、目の前でゆらめくろうそくの小さな炎を見つめていた。たくさんの“諦めねばならないもの”を左手で数えながら。


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また逢う日まで(疲れやつれた美しくない顔) [マボロシの男たち(エロ風味)]

好きな男を待つため、身に潔斎をしこうと、陰毛をすべてそり落とし、物理的にどうにもできないようにした。若いのならいざ知らず、30オンナのツルマンなど、変態文学にもならないし、みっともないだけだから。

でも結局はそういう行為をすること自体、ある種のなにかを自分に強いている訳で、そうなってしまっている時点で、もうダメなのだ。努力はなにも実らず、彼が帰ることもなくなった。

私の恋人よ、アナタはどこにいるのだろう?


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涙あつめて花いちもんめ [マボロシの男たち(エロ風味)]

雷鳴が、遠くひびいている。

薄鈍色の雲が滴り落ちて、それは建物を砕けとばかりにやがて激しく打ち付ける。私はその機関銃の乱射に耳を傾けながら、ただひたすら、喪失の痛みに耐えていた。欠損を充填させる有効な方法はあるにはあるのだが、それを行うわけにもいかず。音楽の中に身を沈めていた。浅川マキはまた男にだまされた女をうたっていた。雪の季節にはまだ早いから、雨は降るがアナタはいない、と声に出して、あまりのつまらさに少し笑った。でももうそのときには、いつの間にかかったるい女の声が「There is an End.」と放りだすように囁いている。終わるなら終わってくれたほうがまだマシかもしれない。無駄にビルトアップした身体の使い道もなく、私は途方にくれている。このまま布団の中へ埋没し続け、やがて下の階に落ちて平和な午後の歓談へ闖入とでもなったら面白いのにな、とこれまたまったくどうにもならない連想をしたが今度は笑わず。笑う代わりにため息をついた。これでまたひとつ年を食ったと舌打ちして、しばらく。

呆然としているばかりでは非生産なことこの上ないので、身を起こし、買ったばかりの吉屋信子怪談集を手に取って、パッとひらいた箇所の短編「鶴」を読み進める。だがこういうときは続くから結局、己の馬鹿さ加減を思い至らしめる内容――つまり男を信じた女の末路について直面させられる羽目になった。信子よアナタもか。ともすればかろきねたみのきざし來る日かなかなしくものなど縫はむ。そんな心境になれれば、いいけれど。できることといえば、洗面所に行き、剃刀を手にとって――股間に当てていつもの作業をするだけ。わかってもらえるかしら。ハニー?

つまり、キミがいないことはひどくさびしいってこと。


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横暴な男が魅力的なのは何故か [マボロシの男たち(エロ風味)]

唐突にニートとなりましたので、時間を持てあましている。ジム行って漫画喫茶いくのが現在の最大の楽しみ。人間終わってますな。それはさておき。

最近読んでいるのが「寄生獣」とあいも変わらず「範馬刃牙」。「寄生獣」にでてくる『後藤』と『範馬勇次郎』の類似性について考えてみる。つまりヒトという生物において最強となると(あるいは近づくと)非常な合理性を獲得するのかもしれないということだ。「寄生獣」における『後藤』は一体の人間の中に五体の寄生動物が存在しており、無敵といえるほど強い。主人公も倒せないほどだ。「範馬刃牙」における『範馬勇次郎』は史上最強の生物とされており、なにせ彼が生まれた瞬間に各国首脳は東洋に巨大な力が現れたと核兵器を導入しようと思い立つほどなのだ。そして『範馬勇次郎』も『後藤』もきわめて合理的に考え行動する。

私の知っている中で最強の男となると、2m+100kg近い体躯を誇る日本で一番優秀といわれる大学のこれまた最高峰といわれる学部をでた人物(喧嘩強し)が該当するが、彼もまた非常に合理的な人間であった。リリシズムを身体にたたえながらの合理性はそれだけで最強ともいえた。いまはどうしているのでしょうか。そんなことはどうでもいいのだが、彼に近い状況の男を何人か見るうち、身体が磐石であるということは男にとって非常に重要なのだなとということがわかった。体躯が優れていると、ある種怖いものがないわけで、そうなると必然的に合理性を獲得するのかもしれない。合理性というのはオノレを優先事項として第一義とするところにあると私は思っているので、合理性を獲得した男は自然と横暴になるのではないか。なんとなく風が吹けば桶屋が儲かる式理論という気がしないでもないが、あまり気にしない。

オンナというのはDNAには子供を産むということを書き込まれておるわけであるし、そういうわけで、体躯が優れている男に惹かれるというのはある。貧弱な身体をした男はなんとなく嫌だ。しかし近代において、金と地位というのは体躯に相当するわけで、そのあたりが充実していれば不細工だろうがチンケだろうがかまわない。横暴な男というのは得てして初手から自信にあふれているのでその理由を知りたくなりのめりこむ。そんなわけで横暴な男は女性にとって魅力的にうつるってことです。テキトウにでっち上げた話にどれだけ説得力を持たせられるかと思いましたが、実験は失敗ですね。ゼロでしたすんません。

寄生獣―完全版 (1)

寄生獣―完全版 (1)

  • 作者: 岩明 均
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: コミック


範馬刃牙 1 (1)

範馬刃牙 1 (1)

  • 作者: 板垣 恵介
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2006/04/07
  • メディア: コミック


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