ナイキ、宮下公園強制ホームレス排除問題についてこんな話をきいた [たまには真面目に語ってみる(コラム)]
先日この問題に取り組んでいる方とお話しする機会があったので備忘録的に。
その方によると「そもそも渋谷区はホームレスを排除できればそれでよかった」とのことだった。
渋谷区の思惑:ネーミングライツはそれを盾にホームレスの排除(と今後の公共施設の民営化)をするために「考案」したものであって、ナイキでもどこでもかまわなかった。(市議会を通さない形で排除するために「整備」としたかった)
ナイキ側の思惑:宮下公園という場所を使って後発であるスケートボードを認知させ巻き返したい。
という双方の異なった思惑が「幸福な結婚」を遂げたために、反対運動も「分散」せざるをえず苦戦しているとの事。なにせナイキに「ホームレスを排除するな」といっても「それは渋谷区が勝手にやっていること。自分たちはスケートボードができる場所さえできればいい。苦情は渋谷区へ」といわれ、渋谷区側は「ナイキの依頼で公園整備をしているだけだから文句はナイキ側にいえ」とたらい回しにされてしまう。
とはいえナイキ側も介入しようとすればできるはずで、「黙認」と言われても仕方ないだろう。しかしスケートボードとはうまいとこに目を付けたな、とは思う。スケボー利用者が駅や公園といった公共の場を利用する事で事故や他の利用者から苦情がでていることは周知のことで、そういうところへ「場」を与えるといえば、「どっちでもない」人々も「積極的に支持」する蓋然性がある。(駅や公園でボーダーにぶつかりそうになった事あるでしょう?そういう人たちが駆逐できればいいと思いませんか、と甘いわな)渋谷区はホームレス対策には積極的ではない。本腰をいれると面倒だから。
そういうわけで「排除の論理」を発動できて(体裁さえ整えば)なんでもよかったといえる。なかなか難しい問題だ。結局はここでも「vs新自由主義」という図式だったわけですな。そして痛い目悲しい目にあうのはいつも弱者だ。
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by 浮気 (2011-01-14 14:37)