アンデッドきぶん

ちんぽこ。

そういうわけでアンデッド状態のままである。だったら「チンポコ！！！」と叫んでかぶりつけばいいような気もするがそこまで発狂できないのが似非インテリのかなしいところ。むうんむうんとふくしま政美（原作は滝沢解）のようなせりふを発して狭い四畳半のしきっぱなしの万年床（たぶんサルマタケあり）を縦横無尽にパンジャンドラム化するだけである。ぐりぐりぐり。いろんな意味でわたしはもうしんでいるなあ。なのでアンデッドである。頭に斧がぶっささりながらもよろよろと立ち上がる。心象風景で己を見つめるとそんなイメージばかりが浮かんでくる。くまった。俺ちゃんもしぶといね。

で、そんな姿をミッチェルは「みっともない」だの「アホくさい」だのという。腹の出たおっさんに言われたくないぞといっても、それは君だと一蹴された。そのあと反撃しようとしても、これまた気力がなくなっていく。どうした、しっかりしろ日本一（美輪さまのでている黒蜥蜴だけが黒蜥蜴ではないのだよ明智君）と叱咤鼓舞しても五連続オナニーしたあとではどんな美女も（一応）無意味なように、ぴくりともハップンしてくれない。やっぱりここでもくまっている。むうん。

心のスキマにつけこんでくるのはどんな輩も行うことである。なぜか私をイワキノブコになぞらえる知人がいるのだが、囁いていうにはピンクのスーツを着てある呪文を唱えると即効即勃ち即射精、あっという間に三人お相手したあとでホテルに待たせてたもう一人と対戦可能になりますよ、との由。そんな反魂の術は外法です。御免こうむる。まだしんじゃいねえのです。

そういうわけでいまだに転がり続ける日々なのです。どんな気分？っていわれてもなあ。家も無くして、全く知る人も無く、転がる石ころみたいになって。