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麻生外相私案はどっちつかずにならないか。 [たまには真面目に語ってみる(コラム)]

靖国問題:麻生外相が解決私案 まずは「宗教法人」解散を
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060805k0000m010145000c.html

この私案は1969年より法案提出されている国家護持運動の際に、与党内で独立行政法人化?というか宗教法人格を外して、宗教色を薄めるという構想をたてていた筈だったんじゃなかったっけ?相変わらず曖昧な記憶で申し訳ないが。だが、結局内部の検討の結果でてきた案は、宗教色を薄めるということで、神社らしい形式をとっぱらう、極端に言えば鳥居を壊して無くしてしまったり、賽銭箱を撤去したりといったことが盛り込まれており(と記憶している)、千鳥ヶ淵以上になんだか意味の分からない得体の知れない「慰霊施設」になってしまう恐れがあるモノだった。

ミギからみればそんなものは神社として参拝に値するような「施設」たり得ず、ヒダリからみれば畢竟靖国を結果的には「国家護持」に祭り上げることに他ならなくなる。そういう意味で両派から問題点が指摘されて、結果1974年に衆議院で可決後、参議院で廃案となっている。それ以降は主立った動きはなかったと思う。不確かな覚え書きのため不備があれば容赦願いたい。

今回の私案も上記の流れをふまえているというか、焼き直しというか似たような形式というか。懲りないなあとは思う。ただ麻生大臣の案は国家護持運動とは別に、単純にA級戦犯を分祀したいがための案であるからそのあたりは区別したい。だが区別したとしても、帰結点は一緒のような気がするが。


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