「エレクトラ」勘違い日本理解映画の王道 [映画レビュー※ネタバレ注意]
「エレクトラ」といってもクリュタイムネストラがでてくるATGで配給したギリシャのアレではなくてアメコミ馬鹿映画の方。「デアデビル」に登場したヒロインを主人公に映画作ってみたといういわゆる「スピンオフ」映画ですな。最近はいい映画を見た後に馬鹿映画をなるべくみるようにしてバランスをとってます。それはさておき。
勘違い日本映画というジャンルは最近新作が追加されないようになってしまった(トムちんが「ラストサムライ」なんぞを作るから…)が、この作品は昨今の高度情報化社会IT革命はイットじゃないよ森元総理グローバルスタンダードでヒラリーのアへ顔も在宅チェックできる時代だっていうのにものすごいパラレル日本が登場。武士道じゃなくて「キマグレ」道。導師が、おまえはキマグレじゃないからでてけ!などと主人公に宣告したりする。それっていいことなんじゃ?またお約束の忍者軍団がでてくるわけです。個人的には「なにがあたっても頑丈だからダイジョーブ」という大雑把な設定がイカスボブ・サップとか高ポイント設定が続出。まあねえアータ、こういう映画っちゅうもんはですなあ、刺し身食ってるからって馬鹿にすんじゃねーよなどと思いながらポテトチップスを貪り食ってOK牧場。これが正しい鑑賞法です。
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