カンヌにおける「X-MAN３」の劇評

http://event.entertainment.msn.co.jp/cannes06/news/news05.htm

MSNに載ってましたがいやあ辛らつですね。でもなあブレット・ラトナーになにを期待しろというのかとちょっと思ってしまいました。ブライアン・シンガーが監督おりた時点でもう決まっていたのですよこの運命は。粛々と受け入れるしかないのだ…。だいたいね、日本の配給会社のやる気ゼロでしょ。なんたって邦題が『X-メン：ファイナル ディシジョン』だもん。あれ？この映画ってスティーブン・セガールでてたっけ？てなもんで。あーあ日米双方から期待されてないってどんな映画だよ。

ショセンアメコミ映画じゃんといわれそうだが、いやだからこそ！日本ならアニメ化しかできないところを有名俳優が生真面目にコスプレしてちゃんとCGで表現する、それこそハリウッドドリームなんですよ！アメコミファンとしてみればどんだけリアルに表現されているのかがキモで、あの破綻の多い、行き当たりばったりのストーリーが映画できちんと完結する姿に感動したりするわけであってね。とにかく20世紀フォックスはなんでこの監督を選んだのか。まあいい監督を選んだからいいものになるとは限らないっつーのは「ハルク」が証明してますけどね。

コメント 4

私もMSNの酷評が目に入り、実際に見るまでは酷評は信じたくないというのが本音。
でもハリウッド時々やらかしてくれますからね、駄作、作っている当人たちはどのように思いながら作るのだろうか？
by 宙太郎 (2006-05-26 08:21) 

ブライアン・シンガーが降りたあたりでちょっとテーマの一貫性が難しくなった気がします。個人的にはミュータントの出過ぎも気になるし…。例えばファンタスティックフォーは作っている方も演じている方も「ああコレＢ級だからＹＯ！わはははは」みたいなノリが感じられるんですけど、Ｘ３の方は本気で傑作（製作者傑作、周りは駄作認定）と思っているような気が…とりあえず日本公開を待ちますよ。うん。
by 瑠璃子 (2006-05-26 08:27) 

えーっシンガーさん降りたの!?
そうかそうか、ようやく『ユージュアル・サスペクト』な世界に戻ってくれる決心がついたか……

って『スーパーマン』かYOー!!
by (2006-05-30 17:46) 

あの人、絶対アメコミ好きだよね。ヒーロー願望が強いのかな＞シンガー

アメコミ専門の監督になっちゃうかもね。サム・ライミ、みたく…。
by 瑠璃子 (2006-06-04 17:40)