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スケベと変態、キチガイと色情狂 [マボロシの男たち(エロ風味)]

ちょい前に紹介した2SHOTCHAT。私はしばらくここでテキトーに遊んでいたことは以前にも書いたが、そこでも書いたとおり、まともな人もいるだろうが、より以上におかしなヤツとの出逢いが多かった。おかげさまで出会い系にロクなヤツなしと結論。出会い系なんぞで男を探すのは愚の骨頂です。たまに「出会い系でイイ男と知り合ってゴールインしました」なんて意見もありますが、そのかげで泣く膨大な分母を思えば…やはり稀であるといわざるをえない。

出会い系に期待するなら結婚相談所(大手の前評判がしっかりしているトコロ)の方がまだマシではないか?明確な目的意識を持つ人々が集っていると思われるし。出会い系で知り合った奴等の話をつづけていけば、上で書いたような私の気持ちが理解頂けるかも。もっとも私が遭遇したのが特殊事例ばかりで、もっとマトモな人の方が多い事を祈るが。

**

夜、タイクツな夜。

私はだるいカンジでいつもの2SHOTCHATで部屋を作り、誰かを待っていた。最初は何かを期待していたけれど。その日にチャットした人は、会話すら成り立たない様なヤツばかりだったので、フツーに話できるだけでもめっけもの状態だった。

入室してきた彼は自称25歳。トップコンサルだかなんだかで既にJCBだかのゴールドカードを保有しているそうだ。その時点で“コイツはかなりアレかも”とうっすら感じ、メッセすることにした。

それ以来2SHOTCHAT関係なく、メッセンジャーにて会話するようになったわけだが、彼は会社からメッセしているにもかかわらず、ちんこの画像をその場で即撮って送ってくる(個人ブースだから問題ないんだと)など、かなりアグレッシブな方だった。そして会話内容も、その行動力にふさわしい壊れっぷりでタマラナイものがあった。

「ボクはね、結婚したら朝晩二回必ずセックスするの。夜のSexと朝のSexは目的が違うの。お仕事への活力朝ごはんのかわり。時間ないから短時間で濡らしてすぐ出すの」

「へえ」

「ちなみに子供は結婚して2年間で1500回Sexしてから欲しい」

「なるほど」

「彼女も奥さんもおれの性欲のはけぐちです。1日2回がダメなら家の外に出ちゃだめ」

「はあ」

「Sexの記録をとり続けようよ。写真集を俺が作ってあげるよ。俺専用の。結婚式の初夜に二人で見るの」

「そうねえ」

「それで寝室には、画家を雇って、二人のつながってるところを描かせてそれを飾る」

「いいねえ」

「働かなくとも生活できるだけの金は稼げるから、毎日良い体をつくるために努力して欲しいの。家事はお手伝いを雇うから。ジムなりエステなりに存分にいって欲しいんだ」

「はあ」

「ボクが仕事にいったら、おまんこにはずっとおもちゃを入れっぱなしにさせるんだ。帰るまでははずしちゃだめだよ。そのおもちゃもボク自身のを型どりして作らせるの」

「はあ」

「結婚までには500回セックスするつもり。500回セックスしなきゃ、結婚してやらないよ。キミにできるかな…?」

「はあ」

「そういうのに耐えられる女性を探しているんだ。」

「ヨカッタデスネ」

まあなにが気に入ったんだかは不明ですが、とにかく会いたいというのででかけてみることにした。簡単な待ち合わせなんかは電話でしたのだけど、そのとき、そのなぜか囁くように話す声に対し、なんともいえない妙な感じがした。甲高い声を押しつぶすように囁く声。大抵そういう勘は(残念ながら)的中してしまう。なんとなくイヤな予感がしつつ新宿にて会合。

ダックスフンドが縦に伸びたようなお顔の方でありました。最初のうちは、仕事が忙しく毎日22時帰宅だ、なんてお話しをしてらしたのですが、アルコールの度合いが増すゴトにアヤシイ会話のボルテージもいや増すわけだ。

「実はね」

「はい?」

「今付き合っている人は3人いるんだ」

「はぁ…」

「皆ボクのチンコが欲しくてたまらないっていって、ひとりは人妻なんだけど、彼女は夫よりもボクの子供が欲しいっていって、ゴムもつけずに中出ししまくりだよ。」

「へえ」

「大学時代、実は(実はネタが好きだねえ。作者注釈)看護婦と付き合っていて、ナイショで彼女の寮で同棲していたんだよね。彼女が仕事行くと、他の休みの子の部屋に行って、やりまくっていたなあ。結局その子はHばっかりの生活がイヤで別れられちゃったけど(不思議な日本語だ。“振られた”とは口が裂けてもいえないんだろうな)」

「はぁ」

「おれに惚れたでしょ?」

「…」

「オレと付き合いたいなら、いますぐ他の男友達にまんこ画像を送りなさい」

「え!?」(ていうか( ゚Д゚)ハァ?)

「絶縁のコトバを添えて。そしたらオレの女達へ加えてやってもいいよ

とまあコンナ具合に血湧き肉躍るお話しが続くものですから、アテクシは彼がレジ会計をすませてる間にダッシュで逃げましたとさ。まあ調子にのせておだててむしりとることもアリなのでしょうが、なんかもう会話続けるのも自分の脳にこれ以上負担をかけてもなあ…という思いと、なにより「オレの女になったら、オレにすべてをささげてもらうからそのつもりで。もちろん金も」という言葉に、暗澹たる気持ちでゲンナリしたのがもう限界でしたので。

彼の幻想のお相手してくれる方は見つかったのでしょうか。ご多幸をオイノリシマス。さてタイトルですが、彼はどれにあてはまるだろう。実は密かに「変質者」じゃないかと思ったりして。


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コメント 7

phantom

脳内オ●ニ−ですか?
「ココリコミラクル」でもお目にかかれないネタです。
世の中楽しい輩が多いです。

うまいこといって、ぼったくってやれば良かったのに。
by phantom (2005-02-17 09:58) 

すごいプレイボーイですね。ぼくもがんばろうと思いました。
by (2005-02-17 10:08) 

瑠璃子

>おぢ
楽しすぎてぼったくる気力もなくなるようなヤツだった。世の中は広いねえ。
>コジマ氏
やっぱりそこはそれ、会った瞬間に女がパンツおろしたくなるような人物でねえとw あとはまかせた。
by 瑠璃子 (2005-02-17 13:09) 

アキオ

すげぇ。。
録音してそいつのかぁちゃんに聞かせてあげたいo(⌒▽⌒)ツ☆バンバン
壊れてる奴ってイイ感じだなぁ。
by アキオ (2005-02-17 19:14) 

ore

瑠璃子さんの「合いの手」がツボ(笑)。
by ore (2005-02-17 22:56) 

瑠璃子

>アキオ氏
壊れてるヤツってほんとーにいいですねえ。ではまた来週w
>かっこいい人
お、ありがとう。でもホントにあんな淡々としててもまったく意に介してなかった。
すごいよねえ。無神経はシアワセ。
by 瑠璃子 (2005-02-18 15:04) 

いやいや、密かにじゃなくて、確実に変質者www
つーか、会いに行ける(つーかヲチか。)瑠璃子様が怖いよw

まあ、自虐癖・ネガティブ思想が治らない俺が言うのもなんだが、
ご自分とM氏を御大事に。(^w^
by (2005-02-25 20:00) 

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