日本映画専門チャンネルでは喜八特集 [ごきげんいかがワン・ツゥ・スリー(日記)]
岡本喜八好きとしてはウレシい全作品公開です。今月は喜劇特集として傑作「殺人狂時代」「ああ爆弾」「江分利満氏の優雅な生活」「大誘拐」をやっている。シネマヴェーラでやってくれないかな。来月は「沖縄決戦」「日本のいちばん長い日」「肉弾」なんてやってくれたらいいな。遊就館よ、本当に「哀悼」する気持ちがあるなら「肉弾」とか上映してみろってんだ。
ATG特集も引き続き。「あらかじめ失われた恋人たちよ」「書を捨てよ町へでよう」「田園に死す」「無常」。「無常」はもう一回みたいな。セックル場面でラジオ体操第一が流れたりと実相寺の独特(余人をもって変え難いってのはこういうときに使うものだろ?)な映像感覚がぎっしりの近親相姦映画です。
キャピタリズム、面白かったよ。社会体制への告発というテーマをアメリカが取り組むとマイケルムーアになり、日本だと森達也になるあたりがなんとも。よくも悪くも日本は私小説的なんだよなー。しかし何に一番驚いたかって、実写版ヤマトの予告編。あのCGのしょぼさは映画「デビルマン」なみ。どうすんだよ…。
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