オナニーシーンの似合う熟女女優とは誰か。「千年の恋 ひかる源氏物語」より考察す [映画レビュー※ネタバレ注意]
一昨日「デビルマン」という邦画史上屈指の大ｹｯ作がひっそりとテレビ朝日深夜枠で公開された。早速HDDレコーダーで録画し、ハニーコミヤマとみた。私はすでに見ているので笑いどころが編集でカットされているのにがっかり。それでも破壊力だけはハニーコミヤマも堪能できたようでよかった。
そこで「千年の恋 ひかる源氏物語」である。
某所で「東映お笑い三部作」として名高い「北京原人」「千年の恋 ひかる源氏物語」とこの「デビルマン」であるが、生みの親たるプロデューサーが同じという素晴らしい共通点がある。ていうかなんで仕事できてんだ？枕営業か？などという童貞の妄想はさておき、三部作のうちほかの二作品に比べてぶっちぎりで駄作度が突出しているのが「千年の恋 ひかる源氏物語」である。「北京原人」のように爆笑につぐ爆笑、丹波ﾘﾝの「神になるぞー」から始まる名せりふやうぱーの大活躍、小松みゆきの無意味なポロリといった見どころが満載でもなく、「デビルマン」のように物語最初からフルスロットルでツッコミを入れないと途中で付いていけなくなる程の疾走感や出演者の足りない気合いを補うかのように安く哀しいＣＧが跳梁跋扈する画面へ「んなアホな！」と絶叫しなきゃ拮抗できない緊迫感、または「あーおれデーモンになっちゃったよー」「ハッピバースデーデビルマン」に代表される原作とのフォッサマグマ並みの乖離等々を楽しむ余裕すらなく、ただただ退屈なだけなのだ。
そこで「千年の恋 ひかる源氏物語」にはどんな魅力があるのか、というよりも、この作品を送り出した東映製作首脳陣は我々に何を託したのか、というところを考察したい（絞殺死体じゃないよ）。何を隠そう、それは「やおい」的な楽しみであるところの、「脳内キャスト総入れ替え」である。
というわけで私はここで竹下景子演ずる六条の御息所がオナニーするシーンをとりあげて、このシーンにおける竹下景子のキャスティングをどう納得したものか未だに見いだせないがゆえに、「熟女オナニーシーンを演じて納得できる女優は誰か」と根源的な問を発したい。
名シーン（棒読み）の連続で名高い「千年の恋 ひかる源氏物語」であるが、ここはその中でも屈指の「意味不明」を誇る、かの映画を語る際には欠かすことのできない場面である。本当に謎。まさかお嫁さんにしたい女優ナンバーワンと呼ばれた頃から幾星霜、旦那がｳｻﾝｸｻｲなどと様々な社会的濾過システムを経過した現在の竹下景子の十二単越しに伺える垂れパイがゆさゆさゆれてアーイクゥゥウみたいな表情をされたところで、いったいチンチンにどういう決断を求めているのか皆目不明なのである。だがここで「なんでこんなババアだすんだバーカ」と思考停止してしまえば負けなのだ。制作陣との脳内ハルマゲドンにおいて勝ちどきの声をあげるのはこちらである。だからこそ脳内補完作業が必要になってくる。観客がみるのは竹下景子ではなくほかの誰かであるべきなのだ。
私はここで名取裕子ではなく、あえて西川峰子をあげたい。うねる景子、あえぐ景子、のたうつ景子のかわりに、うねる峰子、ポロリの峰子、嗚咽を漏らす峰子のほうがしっくりくる。童貞中学生男子にとってはトラウマともなりかねないからこそエロスなのである。黒木瞳がやっても渡辺淳一賞味期限切れなイメージしか持てないのだ。かたせ梨乃へ別な役をあてがうという暴挙に出、西川峰子の存在を忘れたことで、「千年の恋 ひかる源氏物語」における東映実録路線は敗退し、完膚無きまでに否定されたのだ。
いや考え方を変えれば、寺島しのぶだって控えている、南条玲子をカムバックさせてもいい等々、次々に浮かぶこの楽しみこそ、「千年の恋 ひかる源氏物語」をもって東映製作委員会が提唱した新たな映画鑑賞法なのかもしれない。蛾次郎研究員を嶋田久作へ、フレイムの双子を原作の不動明・飛鳥了へ脳内変換すれば、なんの問題もないのだ。東映実録ヤクザ路線はＶシネマの独擅場になっても東映魂は永遠に不滅です！と絶叫し、景子のしなびた乳房の代わりに西川峰子のたわわなオツパイを妄想することで邦画のそこぢからを思い知れ愚民ども！！！東映のもたらす新たなイニシエーションに君は耐えきらなければならないｯｯｯ！！！！ガンバレ東映！負けるな東映！峰子のパイオツはいきている！（←ヤケ）
そこで「千年の恋 ひかる源氏物語」である。
某所で「東映お笑い三部作」として名高い「北京原人」「千年の恋 ひかる源氏物語」とこの「デビルマン」であるが、生みの親たるプロデューサーが同じという素晴らしい共通点がある。ていうかなんで仕事できてんだ？枕営業か？などという童貞の妄想はさておき、三部作のうちほかの二作品に比べてぶっちぎりで駄作度が突出しているのが「千年の恋 ひかる源氏物語」である。「北京原人」のように爆笑につぐ爆笑、丹波ﾘﾝの「神になるぞー」から始まる名せりふやうぱーの大活躍、小松みゆきの無意味なポロリといった見どころが満載でもなく、「デビルマン」のように物語最初からフルスロットルでツッコミを入れないと途中で付いていけなくなる程の疾走感や出演者の足りない気合いを補うかのように安く哀しいＣＧが跳梁跋扈する画面へ「んなアホな！」と絶叫しなきゃ拮抗できない緊迫感、または「あーおれデーモンになっちゃったよー」「ハッピバースデーデビルマン」に代表される原作とのフォッサマグマ並みの乖離等々を楽しむ余裕すらなく、ただただ退屈なだけなのだ。
そこで「千年の恋 ひかる源氏物語」にはどんな魅力があるのか、というよりも、この作品を送り出した東映製作首脳陣は我々に何を託したのか、というところを考察したい（絞殺死体じゃないよ）。何を隠そう、それは「やおい」的な楽しみであるところの、「脳内キャスト総入れ替え」である。
というわけで私はここで竹下景子演ずる六条の御息所がオナニーするシーンをとりあげて、このシーンにおける竹下景子のキャスティングをどう納得したものか未だに見いだせないがゆえに、「熟女オナニーシーンを演じて納得できる女優は誰か」と根源的な問を発したい。
名シーン（棒読み）の連続で名高い「千年の恋 ひかる源氏物語」であるが、ここはその中でも屈指の「意味不明」を誇る、かの映画を語る際には欠かすことのできない場面である。本当に謎。まさかお嫁さんにしたい女優ナンバーワンと呼ばれた頃から幾星霜、旦那がｳｻﾝｸｻｲなどと様々な社会的濾過システムを経過した現在の竹下景子の十二単越しに伺える垂れパイがゆさゆさゆれてアーイクゥゥウみたいな表情をされたところで、いったいチンチンにどういう決断を求めているのか皆目不明なのである。だがここで「なんでこんなババアだすんだバーカ」と思考停止してしまえば負けなのだ。制作陣との脳内ハルマゲドンにおいて勝ちどきの声をあげるのはこちらである。だからこそ脳内補完作業が必要になってくる。観客がみるのは竹下景子ではなくほかの誰かであるべきなのだ。
私はここで名取裕子ではなく、あえて西川峰子をあげたい。うねる景子、あえぐ景子、のたうつ景子のかわりに、うねる峰子、ポロリの峰子、嗚咽を漏らす峰子のほうがしっくりくる。童貞中学生男子にとってはトラウマともなりかねないからこそエロスなのである。黒木瞳がやっても渡辺淳一賞味期限切れなイメージしか持てないのだ。かたせ梨乃へ別な役をあてがうという暴挙に出、西川峰子の存在を忘れたことで、「千年の恋 ひかる源氏物語」における東映実録路線は敗退し、完膚無きまでに否定されたのだ。
いや考え方を変えれば、寺島しのぶだって控えている、南条玲子をカムバックさせてもいい等々、次々に浮かぶこの楽しみこそ、「千年の恋 ひかる源氏物語」をもって東映製作委員会が提唱した新たな映画鑑賞法なのかもしれない。蛾次郎研究員を嶋田久作へ、フレイムの双子を原作の不動明・飛鳥了へ脳内変換すれば、なんの問題もないのだ。東映実録ヤクザ路線はＶシネマの独擅場になっても東映魂は永遠に不滅です！と絶叫し、景子のしなびた乳房の代わりに西川峰子のたわわなオツパイを妄想することで邦画のそこぢからを思い知れ愚民ども！！！東映のもたらす新たなイニシエーションに君は耐えきらなければならないｯｯｯ！！！！ガンバレ東映！負けるな東映！峰子のパイオツはいきている！（←ヤケ）
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- メディア: DVD
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本当に誰かが助けてくれる他の人たちに後にそれを知らないのかどうかは関係ありません。
ここにそれが起こる。
by Lachlan (2017-11-23 14:02)