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「賢者のおとしもの」(ハニーコミヤマの素晴らしき世界) [みちゃイヤン☆(エロ濃厚)]

仕事が忙しくテンパっている私へ、ハニーコミヤマが「元気出して」と以下のような文章を送ってくれた。あまりにも素晴らしいので私だけの楽しみにしておくのはもったいない、と彼の許可を得て以下に転載します。

※※※※

あるところに、貧しいけれど仲の良い、好奇心の強い夫婦がいました。

彼等は互いを愛し、持ち前の好奇心ゆえに性欲も並外れて強かったのですが、悲しいことに夫が真性包茎だったので満足のいく性交ができず、悶々とした夜の営みが続いていました。
妻は夫のことを深く愛していたのであからさまに不満を口にするようなことはありませんでしたし、夫もまた彼女に感謝していましたが、それは余計に彼の無力感を際立たせ、また無言のプレッシャーにもなっていました。
妻の夫に対する許容と、夫の妻に対する感謝はどんなに確かめあっても微妙にすれ違うのでした。
お互いの誠意が思うように報われない中、夫は次の結婚記念日までにお金を貯めて妻に内緒で包茎手術をして喜ばせようと思い、それを薄々察知した妻もまた手術費用の足しにするために夫に内緒で内職に励んでいました。

しかし、妻の秘密は他にもありました。

夫は射精さえしてしまえばある程度満たされましたが、妻はそうではありませんでした(彼女は好奇心の強い女でした)。彼女は満たされぬ思いのはけ口を膨満感に求め、いつしか手首まで腹中に納めてはひとりで狂態を演じていました。
そんなある日、いつものようにひそかによがり狂っていた妻の姿を、平素よりも早く帰宅してきた夫が見つけてしまいました。
妻は狼狽しましたが、夫やさしく微笑んで彼女を許し、もっとやって見せてくれと頼むのでした。
泣きじゃくりながら妻が再び活動を再開すると程なくして、まだ膨張もしていない夫の先端から白い雫が滴り落ちました。
それ以降、かつてなく興奮できるズリネタを発見した夫は大喜びでしたが、酷使に耐えかねて日に日に弾力を失っていく肉穴を自覚した妻はさすがにこの状況は(たぶん夫にとっても)まずいと思い、ひとまず内職で貯めたお金で次の結婚記念日までに処女膜再生手術を受けようと決心しました。

やがて鉄拳とところてんに彩られながら日々は過ぎ、お互い貯金に成功してそれぞれが無事に手術を終えて結婚記念日の夜を迎えました。
ささやかなご馳走を食べたあと、夫婦はベッドへ向かいました。
しかし、なんということでしょう。夫がどんなに焦っても、妻がどんな痴態を晒してみても、彼のシンボルがそそり立つことはありませんでした。
通常では有り得ない状態の女性器に慣れ過ぎたため、彼は心因性のインポテンツになり果てていました。
夫にはもう余るべき皮はないのに勃たせることが出来ず、妻には破られるべき膜があるのに入れられることはありません。
彼等は溢れんばかりの愛情は確かめあったものの、やはり依然として満たされることはなく、加えてひどい徒労感に苛まれるのでした。

互いを深く愛する二人に、どっかの賢者は素敵な贈り物を用意したのかもしれませんが代わりにかなり大切なものを落としてしまったのです。

こんな使えない賢者に替わって、サッカーの神様はこう言うのでした。

「専門医に相談してください。私ならそうします」

※※※

ちなみに彼から続きがまいりましたので併せてご紹介いたします。

○「すばらしい。とても3ヶ月前まで童貞だったとは思えない。作者の度胸と思い上がりに賛辞を送りたい」
〜乳・モンド紙

○「涙、涙。中途半端な文章が我が身のように情けなくて涙がとまりません」
〜をすぎさん(映画評論家)

○「この作品は女性やマイノリティーに対する偏見に満ちており、どこが面白いのかさっぱりわかりません。ナンセンスですし、ムカムカします」
〜「垢肌」紙

○「酷い。原作の意図を完全に取り違えている。許せない」
〜Q・ヘンリーさん(小説家)

○「ここにまた新たなロックヒーローが誕生した。いま私は新たな歴史の転換期に立ち会えるた喜びにうち震えている。時代はまだ死んではいない」〜
伊藤棲息さん(メタル評論家)

○「『あなたはいま包茎なんですか?』と外務省に電話してしまいました」
〜東ちづるさん(タレント)

ヤツはすごいよ…凄すぎるよ…。


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