SSブログ

妄想電波的女系天皇論議考察 [小ネタニュース(時事ニュース)]

最近陰謀論に凝っている。以下妄想電波文につき敬称略。

女系天皇論議だが、小泉総理があそこまで強気なのは、実は皇室のバックアップがあればこそではないか?つまり皇室は女系容認、皇族は男系維持ではないか、と。皇室VS皇族という図式の権力闘争じゃないかと疑っているんですがどうでしょうか。

皇室は、女系を容認することにより、自分たちの血筋を残すことを選択し、皇族は男系維持によって自らの存在意義を高め、維持を図る。このままでは旧宮家は風化していくだけだし、“現”宮家は減数していくしかない(国会提出予定の改正版皇室典範によれば“いまの”皇室由来による宮家は増えていく)。上記状況を打破せんと、皇族(秋篠宮含む+旧宮家)が決起したのだろうか。天皇の地位というものをめぐって古来より幾度となく政争が巻き起こってきた。後醍醐天皇のような武闘派もいることだし。ある意味現代においても階級差が「ないはず」の日本で、唯一の特権階級とも言える天皇家ならば、権力闘争が起こってもなんら不思議ではない。
そして突き詰めて考えていくならば、おそらく皇太子は選択的に外交官出身の帰国子女である雅子妃を娶ったのではないだろうか。彼は彼なりの皇室外交のビジョンをもっており、今後もっと積極的に推進していく“同志”として雅子妃を選んだ。現在の天皇は「祈り」でありたいと考えているならば、皇太子は「戦略」でありたいと思っているとするとどうだろう。そう考えるならば、彼が雅子妃に固執した気持ちもわからないでもない。彼女の肩書き学歴留学経験語学力生育環境がなにより必要だったのだろう。女系天皇論議が活発化するに従い、その雅子妃に対するバッシングが強まっているのも気になる。週刊新潮、週刊文春もこぞって最近の雅子妃動向に対し否定的な記事を掲載している。文春など一度美智子皇后にあれほどのダメージを与え世論の総攻撃を受けたのにもかかわらず、なぜあえて火中の栗を拾うのか。今回は以前とは違い、もともと病に臥しているのだから、下手な記事を書けば、雅子妃の病に対する同情論もあるので以前よりも更なる批判にあう可能性のほうが高い。もしこういった報道の裏に上記のような図式が働いているとするならば。皇族は(あるいはその関係者は)女系天皇を推進しているのは皇太子であり、そう導いているのは雅子妃であると見据えているのだろうか。秋篠宮含む皇族(+旧宮家)VS現天皇家の戦いは、国会を代理戦争に、どう終結を見せるのだろうか。

以上、単なる電波な妄想だが、現実世界と奇妙にリンクすることがあるのだ。2/4の産経新聞は一面でこの女系天皇問題を取り上げているのだが、関係者の談話として「小泉総理があれだけ強引なのは、天皇家の支持があると思い込んでいるからではないかと言われている」という一文があった。どうやら妄想はシンクロするようで。

2/7追記
おそらく小泉は関心がない、のではなく、今後の政治生命・影響力を考えた上で丸投げした、ともいえる。考えたのは自分ではない、責任は有識者会議にある、とすることができるから。もし関心がないのなら、この問題を自分の任期中に成立させようとはしないだろう。なぜ急ぐのか。関心がないのだから、法案自体がどうなろうがとりあえず案をだした、ということだけで満足するのではないだろうか。

まあ電波な話はさておき、個人的には「一応建前上」は愛子さまには選択権があるとしつつ、でも結婚するのはなぜか必ず旧宮家出身者の男性、つまりそのあたりで密約つーか「大人の事情」というか、そういう形で「女性天皇問題」にケリつけたらいいんじゃないのか?と思うのです。彼らは「日本国の象徴」であって「人権」はないのだから。


nice!(0)  コメント(5)  トラックバック(2) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 5

phantom

そして小泉総理の格差社会容認発言。
新たな階層社会、いや階級社会を作ろうとしているのだろうか。
女系を認めると宮家が増えるらしいが・・・・・。

何かしらの力ははたらくのでしょうね。
by phantom (2006-02-06 17:10) 

ひな

 果たして皇室が女系容認論に一枚噛んでいるのかどうかは不明ですが、男系論者の言う「入り婿による男系維持」を快く思っていないのは確かでしょうね。美智子妃にしろ雅子妃にしろ、民間から自らの意思で皇室に入ったのであって、親に(或いは家に)皇太子を宛がわれたのではありません。「愛子さまを旧宮家の男子と結婚させて」なんてのは、女性の自由意思の対極にある意見で、到底受け容れられたものではないでしょう。この点は、恐らく今上天皇も近い感情を持っていて、「周囲に半強制されての結婚は望ましくない」というのが正直な所でしょう。
 そういう意味では、上野千鶴子や田嶋陽子にはもっと頑張って欲しいものですね。大丈夫、国民輿論の77%は味方です。
by ひな (2006-02-06 21:57) 

通りすがりのポキ星人

 天皇という人権の無いポジションからいって、半強制の結婚は、仕方ないわけで...。それは、男系であっても同じなわけです。 皇太子視点でみれば、極めて限られた枠内でしか選択肢が無かったわけで、これが自由意志とよべるのかどうか?。
正直、今の世の中、そんなに皇族ってなりたいモノなんでしょうか?。例を出したら問題がありそうだけど、雅子様だって数々のプライドを傷つけられあのようになってしまう。正直、女系天皇の旦那探しだって、現皇太子の嫁探しの数倍の苦労があるだろう。雅子様以上の問題も出るでしょう。天皇として婿にくるならまだしも、天皇の伴侶として主夫?なりたい人いるかな?。(いたとしてもお断りしたい輩だろうなw)
紀宮様の時だって、仮に女系容認になってたとして、黒田さんが宮家に入るとなると、どうなの?って意見はもっとでたと思う。かえって皇族の女性にとってありがたくない状況になるんじゃないかな...と思う次第であります。
んで、なんで男性が良くて女性が駄目なのか?男女差別じゃないのか?といわれそうですが、未だお嫁道を日々鍛錬している女性というのはいるもので、もし女系を容認するならば、是非お婿道を極めた男性を沢山育成する必要があると思います。 世間一般でも第一子が家を継ぎ、お婿がフツーの世の中になって、お婿道が確立されてからでも遅くないと思っております。(雅子様の不幸はお嫁道のタイプでなかった所。)
そういうわけで、自分は女系容認は、時期尚早とおもっとります。
 まぁ。女性天皇にしろ、お婿をとって天皇にするにしろ、愛子様の時だけの特例で回避するのが一番かと...。
by 通りすがりのポキ星人 (2006-02-07 10:28) 

アキオ

命あるモノを、「象徴」という霞のようなものと同じ様に扱うには
限界来てるかも。。

ここでも、戦争は遠くなりにケリ、かな。。
最初は、、、アレでも、時がたって、、記憶が薄れてくると
「オイラも人間なんだい、、」と言いたいだろうな、とは思う。

そして、まわりも、
「やっぱ、天皇ってさ、、特別よね」
と、国民の石がまずあって生きながらえた、天皇家、と言う事も、
きれいさっぱりだーね。。
by アキオ (2006-02-08 00:31) 

アキオ

石→意思、、ですね、、ことえりのバカ〜〜w
by アキオ (2006-02-08 00:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。