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2005年10月の映像夜間中学 [映像夜間中学への旅(映像夜間中学レポ)]

根本学長、例によって遅刻。いつもは前日に話す内容とビデオの確認作業などでだいぶ時間を費やすが、今回は作業をしておらず、とりあえず持ってきたビデオを再生して、それからコメントを構成する、という方式でやってみようかと。そして後半には、坂上弘さんがゲストとして登場する予定とのこと。生の坂上さんを見るのは初めてであり、大変に期待。

最初、韓国のシンジュホン?先生がヘビメタにチャレンジした映像。ヘビメタなんだけどカメラワークが歌謡曲という妙な感じ。『オレの打ち上げた衛星』という曲です・・・ということだったが、ビデオ映像はシンジュホン先生の別の映像しか映らず、結局、曲はCDのみで聴くことに。

「アンドロメダ星雲から来て不動産業やってるアノ人が最近ネットで騒いでいるようなんですが、その人からこんなものが(と超長文FAXを取り出す)」
※註:つまり都下某所で不動産業を営みつつ差別撤廃を訴えているシンガーソングライターな方のこと

勝新の座頭市の3倍速画像に、妙な曲を流す(曲名不明)。

その例の人がとにかく嫉妬しまくってる、という話が続いている中、観客の一人が「すみません、退出させていただきます」と大声で申請。学長の許しを得て、退出していった。学長によれば、今退出した人も、長いこと例の人のところでお手伝いをしていて調子が悪くなった。特に上の方(頭というか精神的に)が調子悪くなっちゃった、と暴露して、場内苦笑。

また例の人の話に戻る。最近調布で、あるバンドの公演があったのだが、例の人が嫉妬してさんざん文句を言っていたので、公演日、もしかして本人が現れる んじゃないかとメンバー全員ピリピリしていた。だけど、バンドメンバーは直接その人を知っているわけではないので、しだいに、その例の人っていったいどういう人なの?という疑問が強くなり、むしろその人に会ってみたくなってきていた。もうこうなったらいっそのこと舞台に上げて1曲ぐらい歌わせたら、とまで話していたんだが、結局本人は現れなかったとのこと。

続いて、釜ヶ崎でのまつり映像。NPOなどが主催して毎年やっているらしい。その中に、健常者と脳性まひの子のデュオが出てくる。ちょっと押しつけがましいことを歌うやつなんだが、こいつらの結末がどうなるか、見ていてほしい。釜が崎の人たちってのは、こういう見え透いた善意みたいなものをすぐ見抜くんですよ、と学長の説明。

映像始まる。舞台の上で女性演歌歌手が歌い終わるところ。司会のオッサン(この人も観客のオッサン達の中からボランティアで司会を引き受けてると思われ る)の話のあと、問題のデュオ登場。前方でギターを抱えた健常者の若者、後方に車いすに乗った障害者の若者が陣取る。実質的に、健常者のアンチャンがひ とりでギター弾き語りをしているだけ。しかもこのアンチャンが自分に酔っていて、「オレは毎年ここに来てやってるんだ」的な思い上がった歌を歌いまくっている(しかもかなり単調)ので、我慢して聞いていた観客のオッサン達もしだいに怒りをあらわにし、「帰れ、帰れ」の大合唱。コップ酒を投げつけんばかりの勢い。ところがアンチャン、引っ込むどころか、「そんなに帰れ帰れ言うてもオレは帰らへん!オレは毎年毎年ここで頑張ってやっているんだ!そしてオレは今年就職先が決まった。これからも毎年ここへきて歌ってやる」などと上から見下したかのような高飛車な引き語りを続け、ヤジを飛ばしていたオッサン達もあきれはてる始末。帰れコールもどんどん激しくなり、長い長い両者の「戦い」のあと、ようやく彼らは退場していった。司会のオッサンも予想外の展開にペコペコ頭を下げていたが、観客から司会にまでヤジが飛んだため、突然オッサンもキレて、「スマンと謝っとるやないか!ワシだってつらいんや!」と声を荒げたりして、見ていた根本学長始め我々も思わず苦笑。

ここで9時頃となったので、84歳のラッパー坂上弘さんがスペシャルゲストとして拍手に迎えられて登場。彼の持ち歌である「卒業」と「交通地獄」を熱唱。声を震わせるような歌唱法にはさすがと思わせるモノがあったが、しかし本日はあまり声の伸びが良くなかった感じ。根本学長も、本人退場後、「坂上さんはきょうはおねむモードだったようですね」とフォローしていた。なお、彼の初CDがいよいよ11/15に発売される予定。

最後に、ビデオ映像。登場したのは、「カスバの女」などのヒット曲がある緑川アコ。日テレ系のニュース番組で15分くらいだがドキュメントで取り上げられていたもの。彼女は芸能界で活躍していたものの、うつ病を患い、4度の結婚、4度の離婚を繰り返し、事実上芸能活動もストップしてしまっていた。その後はスナックを経営していたようだ。その彼女が、芸能界復帰を目指し、整形手術を試みることになったという。ドキュメントは、その彼女の手術前の意気込みなどをレポートしていた。しかしその彼女の姿勢がなにか変。そもそも、整形手術したら即、芸能活動ができる、と彼女は勝手に脳内変換している模様。そのやや「高飛車」な姿勢にちょっと引いてしまう。ここで映像は白黒になり彼女が同期の女の子4人と一緒に正月、カルタ取りをしている場面に。他の4人はあでやかな着物姿なのに対し、彼女はなぜかヒョウ柄の服で一人だけ激しく浮いてる。その映像を見ながら、本人も「あたしだけ浮いてるわねえ」と言いつつも「でもこの5人の中で今でも芸能界に生き残ってるのは私だけなのよねぇ」とまたまた強気な発言。場内苦笑。そして彼女が芸能界復帰に向けて活動開始 したとのナレーションとともに映った映像こそは、我らが根本学長とのトークショーの場面でありました。またまた場内から笑いが漏れる。こうして彼女は、ある整形医のもとで手術を受けることになるわけだ。ちなみにドキュメント取材陣は、手術当日の取材を本人に拒否されてしまう。しかも、その後、取材スタッフが本人に接触できたのは、手術からずっとあとのことだったようだ。果たして彼女の芸能界復帰はうまくいくかどうか、てなところで、突然、客の一人が「すいません、トイレ行っていいですか?」と大声で訴える。そこで時計を見るともうけっこうな時間。ここで、本日は終了、ということにあいなりました。
(文責ミッチェル)


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緑川アコのファン

数ヶ月前、テレビで緑川アコをみました。確かに整形していましたね。
でもね、眼だけがつりあがっていて、口は両脇がさがっていて変。
それで、わたし、」整形やめました。
「夢は夜ひらく」は、絶品!毎日きいています。
ハッピ-アンド ブル-の森本なんとかいう人とも別れちゃったのね。
演歌をしっかり生きてるアコさん、あなたの歌がこころの支えです。
by 緑川アコのファン (2006-06-09 20:41) 

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