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2005年1月の映像夜間中学 (その1) [映像夜間中学への旅(映像夜間中学レポ)]

さて映像夜間中学です。
毎月渋谷のUPLINK FACTORYで行われる根本敬先生主催のイベント。なるべく毎月行くようにしているのだが、12月は参戦できず非常に悔しかった。
で、1月の夜間中学です。

今回は「根本敬学長の年賀状プレゼント」ということもあってか、先々月参加したときよりも混んでいた。

「解つてたまるか」学長の本年の決意だろうか。20:25頃スタート。本日のテーマは「見てはいけないモノを見るのか?映像夜間中学」。
「そんなこといったってここに来る人たちはもう見てはいけないモノをガンガン見ているわけですから、これ以上ないんですけれども」
根本敬学長(以下学長と略)「いわく、4月頃映像夜間中学の内容を変える予定だそう。映像+学長のしゃべりというスタイルを変えるのだろうか。エメラルドカウボーイの話になる。先々月の映像夜間中学でこの「エメラルドカウボーイ」の案内を見たとき、「これって神軍平等兵に似てる…」と思った。Fにいったが「えー、そんなことはないよ」と賛同は得られず。しかし根本学長は
「(案内チラシを掲げて)最初見たとき、アレ?これ神軍平等兵…と思いました。そういえばロフト気付でお歳暮が届いたんですよ。神軍平等兵から」
やはり間違ってなかったじゃーん、と思いつつ。今回の映像夜間中学は主に「エメラルドカウボーイ」ネタで占められることとなった。
「こういう映画ってみると笑っちゃうんですけど、笑ったら負けだぞということをわかっているかどうかなんだな」

* 今回上映されたビデオおよび披露されたエピソード *

 エメラルドカウボーイの早田さんについて

年末に早田さん(コロンビアのエメラルド王。エメラルドカウボーイは早田氏による早田氏の自伝映画である)が所ジョージと明石家さんまが司会を務める番組に出演したときの模様。
「これで日本のマスコミが早田さんをどのように見ているかが解ると思うんですよね」確かに微妙な扱い。

 某ロケンロール氏と早田さんの対談について

某ロケンロール氏と早田さんの対談のエピソード紹介。対談のはじめとおわりに“宣言”として電気菩薩とはなんなのかっていう例のアレ(勝新の言葉)を読んだそうだ。某ロケンロール氏はこの対談に物凄い乗り気で、部屋に入ってきた途端「はやくはじめろ、俺は聞きたいことがいっぱいあるんだ」とのたまったそう。“宣言”を読んでいる間も苛ついたしぐさを連発。何回か「いい加減にしろ!!」と怒鳴られたそうだが、「そのたびに例の不動産屋さんの奴隷時代と奥崎さんと映画撮った時を思い出して“申し訳ございませんッッッッッ!!!”」そしてここでも“ワザワザ”があったという。某ロケンロール氏が可愛がっているバンドの人と早田さんのお嬢さん(映画にも出演している)が一緒に音楽活動をしていたそうだ。「予感はしていたんですけどね。やっぱりこういうワザワザというかシンクロニシティって絶対起こるんですよ。こういう場では」途中から早田氏と某ロケンロール氏は英語で会話していたようで、そしてその方が意気投合していた、とのこと。それはものすごく不思議な光景だろう。とても楽しそうに会話していたそうで、最後はベッドに二人並んで記念撮影をした模様。嗚呼、お守りに欲しいっす。そのシャシン。なおその対談の〆としてまた「電気菩薩に関する例のアレ」を読み上げたところ、今度はロケン氏、最初とはうってかわって神妙な表情で、ウンウンとうなずいていたそうだ。

そしていよいよ
■ 蛭子さんVS早田さんの対談

勝敗なき勝負を目の当たりにするのだ!!!
それは1/22の東京キネマ倶楽部で行われた「エメラルド王伝説」イベントでの出来事だった。「蛭子さんは抑えの切り札なんですよ」先発ロケンロール氏、おさえ蛭子さんとはまさに磐石。どんな攻撃も受けきるッッッッッッ。蛭子さんは登場時点からかなり眠そう。早田さんはギア全開フルスロットル状態。マシンガントーク炸裂。時折「私ばかり話してしまって申し訳ないです」と丁寧な口調で侘びが入る。「これ(お詫びの言葉)奥崎さんも必ず言うんですよねぇ」身振り手振りで撮影時の苦労話を熱演する早田さんに蛭子さんが「実際に、あの、撃ったんですか?」(うれしそうに)そして時折よだれ…。加えて“舟こぎ”。しかし話題が、エメラルドカウボーイ鑑賞者には抽選で早田さんよりエメラルド原石プレゼント、の話になるやいなや今までうつらうつらしていたのもどこへやら。物凄い勢いで身を乗り出し「えっ!?もらえるんですか!?」ホントすごいなこの人。早田さんの話は延々と続く。いささか退屈してくるとそれを見越したように学長曰く「このウンザリ感が大事なんですよ」
しかし蛭子さんを“本当にすごいな”と尊敬したのは、話題が■1で記した所ジョージ氏の年末バラエティ出演にうつると「オレね、所ジョージから嫌われとるんだよネ」そのほか「お金って欲しいもんですよ」映画について「素人でネぇ…まァ、素人の良さがあると思うけど…」「“シベリア超特急”(※注釈)とはちょっとちがうネぇ」などと蛭子悪魔語録とでもいうべき率直過ぎる発言の目白押しにぶちまかされたとき。異種格闘技戦頂上決戦である。(ただし勝敗はない)「時間が押してる」というスタッフからの連絡にその場を〆ようとした根本学長だが、早田さんの怒涛の寄りにわずかに俵へ足を残すのみとしながらも、なんとか死力を尽くして寄り切った。
私があー、イイなァと思ったのは、根本学長が蛭子さんを指差しながら「この男は今まで遠隔操作で何人も人を殺しているんですッッッッ」と、まるで“おまわりさんこの人です!”、もしくはイジメっ子を先生に言いつける子供のようなカンジで早田氏に話していたトコロ。非常にほほえましい場面だった。
(その2へ続く)

シベリア超特急 特別編集版〈豪華愛蔵仕様〉

シベリア超特急 特別編集版〈豪華愛蔵仕様〉

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2001/11/23
  • メディア: DVD


※注釈 シベリア超特急とは映画評論家の水野晴郎先生が監督主演した大カルトムービー。そのラストは衝撃と感動(?)を呼び一部の話題と人気を独占した。一作だけで終わるかと思いきや、周囲の困惑と期待をのせて暴走超特急とかし怒濤のシリーズものとなる。↓以下に主な作品をまとめてみました。(これ以外にもいろんなバージョンがある)


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