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二人のシーズン(ちんぽを入れるのか入れられているのかそれが問題だ) [みちゃイヤン☆(エロ濃厚)]

あああああああああ。セックスがしたい。なんでもいいの。ドンナ大きさでもいいからちんぽが欲しい。バイブでも良いしとにかくなにかをおまんこにつっこんで欲しいの。かきまわして。あふれる蜜をかきだしてほしいの。流れる様をどうか見て。お願い。後生だから。足をひらいて横たわるアタシを、どうかやさしく踏みしめて。

と、いきなりあんまりなアレですが。正直私はここまで切迫した気持ちをセックスに対して抱いたことは、ない。殿方はあるようだが。だがそれもホントかどうかはわからない。私にとって、セックスというのはあくまで『甘受すべきもの』なのだろうか。どうしても主体的にはなれないのだ。



そんなことを考えたのも、今日こんな出来事があったせいだ。


朝起きて、さてなにを食うかと久しぶりにきちんとパンケーキなぞを作ってみる。ヤツを起こしに行く。すると、たまっていたのかなにかは知らないが、私をそのままひきよせ、自分のナニを触らせる。あさだちではあるが、硬い。譫妄のような感覚が腰のあたりから這い登ってくる。だけれど、それはそんなに不快ではない。
はいはい、となだめて、台所へ向かう。支度をしていると、ヤツはいきなりアタシのパジャマをめくりあげ、そのまま突き入れてきた。アタシの潤いが不要なほど、カレノカタイノはすでに先走りでぬるぬるしていた。ぴったりしている私の中を力強く入ってくる。
気持ちよくはない。無理やり突っ込まれたようなものだから。ただそのうちある種の快楽がじわじわとアタシを侵しはじめる。シチュエーションで興奮するタイプでない私は、台所でしようが、ラブホでしようが、そこに差異はない。あるのは無駄のない、簡略な歓喜と苦しみによく似た絶頂だけだ。そうだ。結局、ヤツの思い通りに、アタシはなってしまうのだ、いつも。

そうしてアタシは太ももにヤツの精液をしたたらせながら、半ばもうろうとしつつ、元通り朝の支度をしなければならない。終わって彼は元気よくパンケーキをもしょもしょと食べている。お元気でなにより、と思いながら、私はいつもこうだな、と感慨にふけったりして。いつも「入れられている」。自分から入れたくて入れたことはないな、とふとこれまでを振り返ってみたりする。

当初、私たちはセックスでしか結びついてなかった、と思う。少なくともアタシは。彼のアレは大きくなければ、カリがはっているわけでも、ペットボトル並の太さを誇るわけでもない。どっちかといえば、短小で、しかも包茎気味である。(包茎を助長させようと、いつも皮を引っ張っているがなかなかのびない。よい伸長法をご存知の方がいれば教えてくださいな。)だからはじめてセックスをしたとき、ちょっとがっかりしたのは事実だ。ところが、これが今まで寝た誰よりもよかった。繰り返し繰り返し、あの悲痛でそれでいてどうしようもなく焦がれる瞬間に襲われたものだ。回数を重ねても、毎日しても飽きることはなかった。すればするほどよくなる、私にしてみれば、ふしぎな相性だった。ただそうした日々でも私は、自分から求めることはほとんどなかった。毎日彼のモノは触るし、洋服や下着なんかは自分で脱ぐけれど、自分から鼻をならして男に近寄ったりなんかはしない。自分から相手に求めるというのは恥ずかしいし、やるべきことではないような気がする。そういう、へんに保守的な自分がイヤになるときもあるけれど。ただこちらがしたいときは、相手からくるように仕向ける。その意味で言えば、主体的なのかもしれないが。

しゃぶりたくなったらしゃぶる、入れたくなったら自分から馬乗りになる、という行為ははしたなくて、私にはできない。これまでもしたことはない。相手がそれを望んでいると思われるときは、積極的なふりをして、そんなふうに遊んでみたりもするけれど。

主体的にセックスを楽しむ、というのは女にとって可能なのだろうか。オナニー以外で。そうした“積極的な姿勢”だってある種“男に消費されていること”にならないのか。私はちんぽを入れられているのか、入れるのか。こうして硬く自意識をもってしまうから、私はイッたことがないんだろうな、と形而上学的に反省してみたりした、今日は。


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